ジョージア(旧グルジア)で使用される楽器。
主に伴奏に使用されるようだ。
弦の数は3本だが、2本の物もあるらしい。
伝統的なものでは、フレットは1オクターブの中に7個ある。
これは12平均律の中の7個ではなく、7等分したものの様子。
最近は12平均律に合わせたものも製作されている。
写真左は伝統的なもの、右は平均律の物。
平均律の方の楽器は、彫刻がなされている。
左、伝統的な1オクターブ7フレット、右、12平均律のもの。
フレットの間隔が異なる。
調弦(チューニング)
詳細不明。
以下は英語版Wikipediaに書かれたうちの一つ。
伝統的な7フレットのものと、12平均律用に作られたものでも違いがある可能性あり。
https://en.wikipedia.org/wiki/Panduri
サイズ
弦長:約48cm
全長:約75cm
弦について
以下は入手した楽器に張ってあったもの。
新品のゲージとは異なることに注意。
1オクターブ7フレットもの
3弦:0.72mm
2弦:0.68mm
1弦:0.66mm
12平均律のもの
3弦:0.69mm
2弦:0.68mm
1弦:0.69mm
どの弦もあまり太さに差はないようだ。
弦の伸びを考えると、同じ太さの物が張られた可能性も否めない。
但し、通常そうなのか、これらの楽器に正しくないものが張られていたかは不明。