ソヘグム(sohaegum)

北朝鮮の楽器。
ソヘグムは韓国のへグム(竹でできた二胡のような楽器)を、1960年代にバイオリンの専門家等を交えて改良した楽器、とのこと。ただし、へグムとはあまり似ていない。

ソヘグムのチェロ版、テヘグムはこちら

「将軍様より賜った楽器」のため市場に出回ることがなかったが、2015年頃からちらほらとみかけるようになったらしい。(伝聞)

横穴から中を見た図。魂柱が立っている。

ソヘグムファミリーはバイオリン属とコントラバスに当てはめると、以下のような関係性になる様子。

バイオリン:ソヘグム(소해금、sohaegeum、小奚琴)
ビオラ:チュンヘグム(중해금、junghaegeum、中奚琴)
チェロ:テヘグム(대해금、daehaegeum、大奚琴)
コントラバス:チョヘグム(저해금、Jeohaegeum、低奚琴)

テヘグムとのツーショット。

調弦(チューニング)

不明。バイオリンと同じか?

サイズ

全長: 約71cm
弦長: 約32.5cm