チャランゴ(charango)

フォルクローレで使用される小型の楽器。
なんでも南米の原住民がスペイン人のギターに憧れてまねして作ったものだとか。
最近は木製胴のものが多いが、本来はアルマジロの殻を使用する。
現地ではアルマジロを食用にしているらしいので、余った殻を有効活用したのだろうか。

調弦(チューニング)

復元5コースで、3コースだけオクターブで調弦される。
低い方の4弦は、オクターブこそ違うもののウクレレと同じ並び。

左より10弦~1弦

サイズ

全長: 約65cm
弦長: 約36.5cm

その他

写真の楽器に張られている弦のゲージは、10弦より以下の通り。
ちなみにチャランゴは通常ナイロン弦で、弦は2回分の長さで販売されている。
0.739
0.737
0.574
0.574
0.467
0.833
0.696
0.694
0.455
0.477
1コースのみ0.02mmも差があるのは何故だろう?
違う種類の弦が張られているか、販売されている弦の精度が悪いかのどちらかと思われる。
なお、上記は使用後のゲージであり、新品時のゲージでないことに注意。