8弦4コースの撥弦楽器。
クラシックマンドリン、ボウルバックマンドリンとも。
特に、ブルーグラス等で使用されるフラットマンドリンと区別する際によく使われる。
ボディにはローズウッドやメイプルがよく使用される。
写真の楽器はリブ掘り込みがなされたもの。
強度を落とさずに軽量化し、よく響くようにするための工夫らしい。
駒は固定されていないので、弦を外すと外れる。
ヘッドは大きくナポリ型、ローマ型に分かれる。
冒頭で紹介した楽器はナポリ型で、こちらはローマ型。
修理中のため弦が2本しか張っていない。
マンドリンファミリー。
左より、マンドリン、マンドラ、マンドチェロ。
サイズ
弦長:約33.5mm
全長:約65cm
調弦(チューニング)
チューニングは、バイオリンと同じ。
以下、左より4~1コース。
弦について
弦は金属弦が使用される。
フラットマンドリン用の弦は細いため、使用できない。
(厳密には張ることはできるが、どうしても弦のテンションが弱くなる)