マンドラ(mandola)

マンドリン属の中音域を担当する楽器。
マンドラ・テノーレ(マンドリンのオクターブ下)、マンドラ・コントラルト(マンドリンの五度下。バイオリン属のヴィオラと同じ音域)の2種類がある。
日本で流通しているマンドラの多くはマンドラ・テノーレ。
日本の量産最大手のススキバイオリン社が製造するマンドラも、マンドラ・テノーレ。
写真の楽器もマンドラ・テノーレ。

マンドリンと同じく複弦の楽器で、8弦4コース。
駒は固定されていないので、弦を外すと外れる。

マンドリン属の楽器。
右より、マンドチェロ、マンドラ、マンドリン。

サイズ

弦長:約43cm
全長:約79cm

調弦(チューニング)

各コースは同じ音に調弦する。
左より、4~1コース。

弦について

弦はマンドラ専用の物が入手可能。
オクターブマンドリンと調弦は同じだが、オクターブマンドリン物は弦が細く柔らかいため、専用の物を使用した方がよい。

オプティマ社の赤は、4~2コースはワウンド弦となっている。