メモ 2023/6/23

色々書きたい記事もあるけど、全然さばけないのでメモ。

最近入手した楽器①ルネッサンスリュート

初めてリュートに手を出しました。
買った後、ルネッサンスとバロックの大きく2種ある事を知る。
ルネッサンスの方が、板が薄く、サスティーンが短く軽い音らしい。
ルネサンスは~11コース、バロックは11コース~らしい。(←かなり適当に書いてます。バロックの方が多い)

今回私が買ったのは安物なんですけど、Ariaの門野巌さん作L-125。
以下のページにカタログが載っておりました!
ありがとうございます。

https://mywindow.blog.fc2.com/blog-entry-67.html

19弦10コースで、弦長は61cm。
前所有者が10弦ギターとして扱っていたので、弦は半分しかありません。

なお、リュートなどの古楽器については、こちらの方のHPが詳しいようです。
Twitterでも度々演奏動画をアップされており、よく拝見させて頂いております。

http://tarolute.crane.gr.jp/

で、弦ですがこちらのサイトで売ってました。
怪しいサイトかどうかわからないので、そこは注意してください

https://www.thomann.de/gb/pyramid_renaissance_lute_strings_10c.htm

有難いのは、チューニングと弦の太さが書いてある事。

Tuning: G – dd – aa – ff – cc – gg – fF – eE – dD – cC
Scale: 65 cm
Diameter: 0.92 0.50 / 0.83 0.44 / 0.74 0.57 / 0.72 0.56 / 0.65 0.65 / 0.53 0.53 / 0.44 0.44 / 0.65 0.65 / 0.50 0.50 / 0.45 mm

だそうです。スケールが65cmだからうちの子に張るとちょっとだるんだるんかも…
チューニングは恐らく1コース~10コースの順に書いてありますね。
オクターブがわからないのだけが残念です。

こちらのサイトにも調弦が書いてあって、8コースの音以外は同じですね。

https://www.lutesociety.org/pages/lute-tuning

今うちの子に張ってある弦は、10コースから以下の通り。wはワウンド弦。
1.15w / 1.16w / 1.137w / 1.123w / 0.946w / 0.741w / 1.016 / 0.831 / 0.685 / 0.664
こう見ると、上の弦と全然違いますね。

で、YAMAHAのクラギの弦、NS110 Setのゲージは、
1.13w / 0.92w / 0.78w / 1.03 / 0.83 / 0.72

弦が伸びることを考えると、うちの子の10~7コースはクラギの6弦、6~2コースはクラギの5~1弦、1弦はクラギの1弦を張ったのかな?

あ!ほかのリュートの弦も見つけました。

https://www.free-scores.com/buy/pyramid-renaissance-lute-strings-905798

こちらは8コースだけど、

– 8-Course
– Tuning: dD, fF, GG, cc, ff, aa, d’d’, g’
– Diameter: 0.50 0.93 / 0.44 0.78 / 0.72 0.72 / 0.58 0.58 / 0.48 0.48 / 0.75 0.75 / 0.55 0.55 / 0.50 mm
– Scale length: 57.3 cm
– Nylon blank and silver-plated wound on special plastic fibre

だそうです。
うちの子の1~7コースと9コース目が該当するようです。
スケールが短めなのが特徴ですね。

こちらと先ほどの弦を総合して考えると、うちの子は10コースのやつの弦より5%くらい太い弦を使えばいいのかな。クラギも弦長650mmが通常なので、同じ計算が出来そうです。

リュートのチューニングはこんな感じ。

ギターはこうです。
(オクターブ低いじゃん!と思った方、ギターはオクターブ上で記譜するのが普通なので、実音ではこうなります)

で、忘れてたんですけど、リュートはバロックピッチ、つまりA=440Hzより半音くらい下がります。

で、ここで悩んだのが、ワウンド弦使うの?と、複弦の場合、オクターブで合わせるのはどこまで?です。
ちょっと調べてみた結果、ワウンド弦は使ったり使わなかったり。オクターブで合わせるのは好みなのかなんなのかまちまちだけど、6または7コース~10コースが多いようです。

61cmって、ギターで言うと1フレット~ブリッジまでの長さくらいなので、クラギの張力だと半音(A=440Hz)~全音(A=415Hz)くらい下がるという事です。

頭が疲れたので、リュートは一旦ここまで。

フシタール

ウイグルの民族楽器、フシタールです。
共鳴弦付きのもあるけど、こちらはなしタイプ。

調弦はバイオリンと同じで、バイオリンの弦が使えます。

胴がマンドリンみたいに膨らんでいるんですが、胴の半分くらいに板が張ってあり、膨らんだ部分は活かされて内容です。

分数バイオリンのような音がします。

というわけで、今日はここまで。
後でまたちゃんと書きます。